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活性汚泥等に出現する原生動物の種を同定するときの項目

(同定:種名を決定すること)


活性汚泥等に出現する原生動物の種を同定する時の基準項目としては以下のような項目の状態を使用して行います。顕微鏡に出現する原生動物の「種名」を同定する場合には、以下に示す様々な項目を調べなければ同定できませんが、全ての種について情報が揃っていませんので実際には、外部形態、細胞質、生活様式、生殖様式などの項目内のわかっている事項を基準としています。

種を同定するために使われる主な分類基準
外部形態
・概形と大きさ
・細胞表面の模様・彫刻(特に銀線系)
・被覆の種類(鱗片、殻、ロリカなど)の種類と形態
・運動小器官(仮足、鞭毛、繊毛)の種類、数、分布ならびに運動様式
・繊毛集合体(波動膜、小膜、棘毛)の種類、数、分布
・細胞口の位置と形態
・細胞肛門の位置
・胞子の形態
細胞質
・体色と色素の種類
・色素体の種類、数および分布
・眼点の形、大きさおよび存在場所
・繊維構造(細胞咽頭籠、コスタ、ベルタ、キネトデスマ、ネマトデスマ、系筋など)の種類、数、形態ならびに存在場所
・毛胞の数と分布状態
・核の形、大きさ、数、位置ならびに内部形態
・細胞内骨格の形態と構成成分
生活様式
・生活型の種類(自由生活、寄生、共生など)
・生息環境(塩分濃度、温度、pH、BOD、水温など)
・生活様式(定着型、遊泳型、浮遊型など)
・群体の種類と形態
・生活環の様式
生殖様式
・無性生殖の型(2分裂、多分裂、出芽、増員増殖など)
・有性生殖の型(融合、接合、ペドガミー、オートガミーなど)
生化学的特性
・DNAの比重
・リボソームの組成
遺伝的特性
・染色体と核相
・核遺伝子連鎖群
病理的特性
・宿主の種類
・感染部位と病状
・媒介者種類