一般社団法人日本下水道施設業協会オフィシャルサイト

ホーム

お知らせ

技術資料

会員ページ

お問い合わせ

技術ギャラリー
(製品・技術紹介)

汚泥減量化設備/エステプロセス

分類 水処理設備 > その他 [この分類の技術一覧]
汚泥処理設備 > その他 [この分類の技術一覧]
名称 汚泥減量化設備
商品 エステプロセス
会社名 株式会社 神鋼環境ソリューション[会社概要][技術情報一覧
問合せ先 第一営業本部 水処理第一営業部
TEL : 03-5739-6531(直通)  FAX : 03-5739-6963

概要

現在、下水/排水は主に微生物を利用した生物的処理法で処理されていますが、この処理法から発生する大量の余剰汚泥は、焼却または埋立処分されています。しかし、最近では焼却によるダイオキシンの発生や埋立処分場確保が困難になってきており、汚泥処理は深刻な社会問題になってきています。この余剰汚泥の問題に対して、当社は高温域で活性を示す微生物(好熱菌)の作用で余剰汚泥の発生を大幅に減少させる世界で初めての技術 ― エステプロセス ―の開発に成功しました。
エステプロセスは、余剰汚泥を汚泥可溶化槽(エステ槽)で処理後、曝気槽に返送し無機化する、水処理・汚泥処理一体型のプロセスです。

特徴

①可溶化効果が高い
 好熱菌の酵素により生物分解されにくい細胞壁を解体できるので、他の可溶化処理法に比べて生物分解能が高く維持できます。
②地球にやさしい処理プロセス
 自然界に生存する生物を利用した処理法であることから、二次公害の心配のない地球にやさしい処理プロセスです。
③維持管理が容易
 エステ槽の温度制御により自動運転が可能です。
④運転経費が安価
 好熱菌の活性を維持するための昇温エネルギーと曝気エネルギーを供給するだけで、可溶化処理が可能です。また、運転当初に馴養した好熱菌は、エステ槽内で自己増殖を続けるので、補給する必要はありません。従って、運転経費は他の可溶化処理法に比べて安価です。

適用

余剰汚泥の減量化

実績

平成8年度   室内実証試験 → 余剰汚泥ゼロ運転を実証
平成9年度   パイロットスケール実証試験(石油化学工場、化学工場等)
平成10年度  下水汚泥への適用を目的に日本下水道事業団と共同研究開始
平成12年度  民間工場向け1号機受注
平成13年度  沢渡水質管理センターにて実用運転開始

エステプロセス S-TE PROCESS

S-TE とは、
(Sludge)Solubilization by Thermophilic Enzyme
      可溶化      耐熱性    酵素
好熱菌が生成する酵素により汚泥を可溶化(エステ)することです。

1.プロセスの概要

余剰汚泥として引き抜いていた汚泥をエステ槽で可溶化した後、反応タンクに全量返送して有機成分を無機化することにより、余剰汚泥の大幅な減量を可能にした汚泥-水処理一体型のプロセスです。(図1)。

2.余剰汚泥減量化の原理

余剰汚泥のほとんどは強靱な細胞壁で保護された微生物から構成されています。これらの微生物は、生命を維持した状態では、生物分解することはできません。

エステプロセスでは、エステ槽の余剰汚泥を高温(60~70℃)状態に保持し、余剰汚泥中のフロックを解体し、好熱菌の分泌する酵素が作用しやすい状態にします。さらに、酵素の作用によって微生物の細胞壁を分解・可溶化します。

次に、可溶化された余剰汚泥の有機成分のほとんどを反応タンクで無機化(CO₂, H₂Oなど)します。(図2)
図1.プロセスの概要

図1.プロセスの概要

図2.余剰汚泥可溶化の原理

図2.余剰汚泥可溶化の原理

汚泥減量化設備/エステプロセスに関するお問い合わせ

問合せ先
第一営業本部 水処理第一営業部
TEL : 03-5739-6531(直通)  FAX : 03-5739-6963

Page Top