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(製品・技術紹介)

汚泥燃料化システム/汚泥燃料化システム

分類 汚泥処理設備 > 資源有効利用 [この分類の技術一覧]
汚泥処理設備 > 炭化炉 [この分類の技術一覧]
名称 汚泥燃料化システム
商品 汚泥燃料化システム
会社名 月島アクアソリューション 株式会社[会社概要][技術情報一覧
お問い合わせ先 水環境事業本部 事業統括部
TEL : 03-5560-6530  FAX : 03-3533-4103

概要

当社の汚泥燃料化システムは、「乾燥・造粒」+「低温炭化」技術を採用することで、燃料価値の高い炭化燃料を長期・安定的に製造するものです。
これらの技術は、日本下水道事業団との共同研究成果としてとりまとめられており、日本下水道事業団の諮問機関である技術評価委員会にて第3者の評価が完了しています。
本システムにより製造された炭化燃料は、石炭火力発電所等において石炭代替燃料として利用され、温室効果ガスの削減に大きく貢献します。
図1.は温室効果ガスの排出量について焼却処理と比較したものであり、大幅にN₂O排出量を低減することができる本システムは、処理場の内外でバランス良く温室効果ガスを削減できることを示しています。

特徴

汚泥燃料化システムで得られる炭化燃料は次の特徴を有しています。
【特徴1】高発熱量化
従来の炭化技術(炭化温度:600~800℃)と比較して低温域(炭化温度:250~350℃程度)で炭化を行うことで、炭化物の発熱量を高め、石炭代替燃料としてのエネルギー価値を高めています。
【特徴2】低臭気
炭化処理を行うことで、汚泥特有の臭気を低減しています。
【特徴3】低自然発火性
低温炭化の特徴である自然発火性の低さに加え、炭化前段で造粒処理を行うことで、さらなる低自然発火性を実現しています。

適用

下水脱水汚泥(消化、未消化)

実績

①広島市 西部水資源再生センター 下水汚泥固形燃料化事業 50t/日×2系列 (2012年4月)
②熊本市 南部浄化センター 下水汚泥固形燃料化事業 50t/日×1系列 (2013年4月)
③大阪市 平野下水処理場 下水汚泥固形燃料化事業 150t/日×1系列 (2014年4月)
④横浜市 南部汚泥資源化センター 下水汚泥固形燃料化事業 150t/日×1系列 (2016年4月)
⑤京都府 洛西浄化センター 下水汚泥固形燃料化事業 50t/日×1系列 (2017年4月)
⑥福岡県 御笠川浄化センター 下水汚泥固形燃料化事業 100t/日×1系列 (2019年4月予定)
⑦京都市 鳥羽水環境保全センター 下水汚泥固形燃料化事業 150t/日×1系列 (2021年4月予定)

9. システムフロー

当社の汚泥燃料化システムは、乾燥、造粒、炭化工程に大きく分かれます。
乾燥工程では、汚泥中の水分を蒸発させ、含水率25%程度の乾燥汚泥とします。
造粒工程では、乾燥汚泥の大きさ・形状を整え、均一なペレット状に成型します。
炭化工程では、乾燥造粒品を低温炭化域(250~350℃程度)で加熱し、高発熱量・低臭気の安定した炭化燃料を製造します。
これらの工程から排出される高温の排ガスは、適切な排煙処理と熱回収をされた後、大気へ放出されます。
また、排ガスの保有する熱を回収し、システム内で再利用することにより、省エネルギー、温室効果ガス排出量低減に寄与しています。

汚泥燃料化システム 実設備

汚泥燃料化システム 実設備

汚泥燃料化システム/汚泥燃料化システムに関するお問い合わせ

問合せ先
水環境事業本部 事業統括部
TEL : 03-5560-6530  FAX : 03-3533-4103

汚泥燃料化システム/汚泥燃料化システムに関するお問い合わせ

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水環境事業本部 事業統括部
TEL : 03-5560-6530  FAX : 03-3533-4103

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