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(製品・技術紹介)

膜分離活性汚泥法/フッ素系中空糸膜等

分類 水処理設備 > 物理化学処理 [この分類の技術一覧]
水処理設備 > 高度処理 [この分類の技術一覧]
水処理設備 > 再生水利用 [この分類の技術一覧]
名称 膜分離活性汚泥法
商品 フッ素系中空糸膜等
会社名 前澤工業 株式会社[会社概要][技術情報一覧
問合せ先 環境ソリューション事業部 官需推進部
田中一輝
TEL : 048-253-0907(直通)  FAX : 048-253-0056

概要

下水処理施設では、処理場の高度化、施設のコンパクト化によるイニシャルおよびランニングコストの削減、あるいは再利用を可能とする処理水質の確保に対応できる処理プロセスとして膜分離活性汚泥法の採用が増えてきています。
マエザワ膜分離活性汚泥法は、生物反応タンク内に中空糸型MF膜を設置し、活性汚泥を直接ろ過することで、沈殿池、消毒槽、及び汚泥濃縮槽が不要となり、省スペース、低コスト化を図ります。また、高い強度と耐薬品性に優れた耐久性が高いフッ素系中空糸膜を採用しています。

特徴

高度な処理性
 SS,BODや窒素だけでなく、凝集剤添加によりリン除去が可能となり、また、大腸菌等の病原性細菌まで除去できるため、安全で高度な処理水が得られます。
省スペース、低コスト
 生物反応槽内で膜により固液分離を行うため、沈殿池(最初、最終)が不要となるだけでなく、大腸菌を除去できることから消毒装置も不要となります。また、MLSSを高濃度に維持できるため、反応槽を小型化でき、さらに直接脱水が可能となることから、省スペース、低コスト化が図れます。
維持管理の容易性
 バルキング等の固液分離での対応が必要なくなり、膜ろ過差圧等の数値指標による管理ができることから、維持管理性は容易になります。
高耐久性の中空糸膜
 高い強度と耐薬品性に優れた耐久性が高いフッ素系中空糸膜を2種類(PVDF製、PTFE製)取り揃えております。

適用

◆下水だけでなく、産業排水にも適用可能です。
◆省スペース化が図れますので、敷地に制限ある場合でも、設置可能です。
◆既設反応槽に設置しての高度処理化が可能です。
◆処理水量が増水した際、既設反応槽で対応できる可能性があります。
◆高度な処理性が要求される閉鎖性水域や、処理水を再利用される処理場等には最適です。

実績

販売中
国内実績:1件(PTFE膜、産業排水)

1.概要

膜分離活性汚泥法は、高濃度な活性汚泥による生物処理と膜分離による物理処理を組み合わせたハイブリッドシステムです。従来の下水処理法と比較し、沈殿池(最初、最終)、消毒設備、汚泥濃縮槽が省略でき、大幅な省スペース化が可能となるだけでなく、高度な処理水質が得られる処理プロセスです。
また、本システムは高い強度と耐薬品性を有したフッ素系中空糸膜(PVDF製、PTFE製)を適用しており、耐久性に優れています。

2.原理

本法は、中空糸膜をMLSS濃度8,000~12,000mg/lに濃縮した活性汚泥内に浸漬させ、重力あるいはポンプ吸引により、処理水を得ます。膜ユニット下部より曝気することで、空気(気泡)および水流のせん断力と中空糸自体の揺れにより、膜面への汚泥の付着を防ぐよう常時洗浄を行うとともに、活性汚泥への酸素供給を同時に行っています。また、定期的に、膜の二次側から薬液を供給することで、膜面の洗浄を行っています。

3.フッ素系中空糸膜とシステムの特徴

1)高い強度
 特殊な中空糸構造により、高い強度を有しているため、夾雑物により破断することはありません。
2)優れた耐薬品性
 耐薬品性に優れているため、薬品による洗浄を適切に行え、膜の目詰まりを防ぐことができます。
3)空気量の低減
 高いろ過性能と容積効率の向上により、膜洗浄に必要な空気量を低減することができます。
4)省スペース、低コスト化
 生物反応槽内で膜により固液分離を行うため、最初沈殿池、最終沈殿池が不要となるだけでなく、大腸菌を除去できることから消毒装置も不要となります。また、MLSSを高濃度に維持できるため、反応槽を小型化でき、さらに直接脱水が可能となることから、省スペース、低コスト化が図れます。
5)高度な処理性
 循環式硝化脱窒法により、有機物はもちろん、窒素を高度に処理できるだけでなく、膜分離により大腸菌等の病原性細菌も完全に除去できることから、安全で高度な処理水が得られます。


水質データ例

項目 原水 処理水
BOD(mg/l) 175.5 0.9
SS(mg/l) 191 検出限界以下
T-N(mg/l) 34.3 4.8
T-P(mg/l) 3.7 0.2
大腸菌群数
(MPN/100ml)
6.6×10⁵ 不検出

6)容易な維持管理
 バルキング等の固液分離での対応が不要となり、数値指標による管理をできることから、遠隔監視による自動運転が可能となります。

4.仕様

二種類の異なった材質の中空糸膜を取り揃えております。

材質 PVDF膜 PTFE膜
孔径 0.4μm 0.2μm
膜面積 25m²/エレメント 10m²/エレメント
図1.膜分離活性汚泥法システムフロー

図1.膜分離活性汚泥法システムフロー

図2.中空糸膜ユニットの構造(PVDF膜)

図2.中空糸膜ユニットの構造(PVDF膜)

膜分離活性汚泥法/フッ素系中空糸膜等に関するお問い合わせ

問合せ先
環境ソリューション事業部 官需推進部
田中一輝
TEL : 048-253-0907(直通)  FAX : 048-253-0056

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