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国土交通省は「改築工事における積算基準の運用」を定め自治体に通知しました。(7月2日)

2010/07/09トピックス
下水道ストックの蓄積に伴い、改築工事が増加していますが、特に機械・電気設備工事は、土木構造物等と比較すると耐用年数が短いため、改築工事の占める割合が高くなっています。

機械・電気設備の改築工事の特徴は
☆既存設備の機能を維持し、運転しながら施工を行うことになる。
→新設工事と比べて、現場制約が多い。
☆既存施設の配置などを考慮しつつ、施工を行うこととなる。
→複雑な仮設工など検討課題が多い。
などがあげられます。

こうしたことから、国土交通省では、改築工事特有の積み上げ項目の考え方や計上する費目、及び歩掛補正の適用範囲について整理し、「下水道用機械設備及び電気設備工事積算基準の運用(改築編)」を定め自治体に通知しました。

「積算基準の運用」の内容
①経費の適正な計上
②歩掛補正の適用
③総合試運転費
④仮設費に積み上げるべき項目
⑤共通仮設費に積み上げるべき項目

国土交通省では発注者に対し、これに基いて現場条件に応じた積算が行われるよう求めていきたいとしています。

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