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(製品・技術紹介)

ハイブリッド型圧入式スクリュープレス脱水機/ISGKV(アイエスジーケイ ヴイ)

分類 汚泥処理設備 > 濃縮・脱水 [この分類の技術一覧]
名称 ハイブリッド型圧入式スクリュープレス脱水機
商品 ISGKV(アイエスジーケイ ヴイ)
会社名 株式会社 石垣[会社概要][技術情報一覧
お問い合わせ先 環境機械事業部 管理部
TEL : 03-6848-7821(直通)  FAX : 03-6848-7902

概要

当社の「圧入式スクリュープレス脱水機ISGK型」は、発表以来、小規模処理施設から流域下水道施設等の大規模施設まで、国内において数多くの下水処理施設で採用されているほか、中国、韓国、マレーシア、オーストリアなどの世界各地にも稼働実績を有しています。
「ハイブリッド型圧入式スクリュープレス脱水機ISGKV」は、従来のISGK型の実績を踏まえて、独立のスクリュー式汚泥濃縮機構を新たに取り入れ、脱水機構部と統合して制御することで脱水ケーキの低含水率性を大幅に高めた新型脱水機です。

特徴

1.汚泥処分費を低減
強化された脱水機能により、従来機種よりも含水率の低い脱水ケーキとすることが可能になり、汚泥処分費を低減することができます。
         
2.二揮液調質にも効果を発
一層の低含水率化のために、無機凝集剤との併用による2液調質を必要とする場合でも、理想的な効果が得られます。
       
3.安定した処理性能
施設立ち上げ時の不安定な汚泥や、流入変動の激しい施設、脱窒・脱リンを目的とした高度処理施設など、難脱水性の汚泥を発生する下水処理施設においても安定した汚泥処理が可能です。
         
4.汚泥制御の最適化を可能にした構造
濃縮機構と脱水機構の双方に操作性の高いスクリュー方式を採用し、さらに分離独立させたことで、発生する汚泥性状や濃度にあわせた最適な汚泥制御を実現します。
        
5.従来のスクリュープレスの特長を継承
・消費電力を抑えた省エネ型
・騒音、振動の心配がない
・ろ布を用いない金属スクリーンの採用
・濃縮部、脱水部ともに密閉構造のため臭気対策が容易
・洗浄水量が少なく、水処理工程への返流水負荷が少ない
・脱水ケーキ含水率と処理量の調整が容

適用

下水処理において、幅広い性状の汚泥に適応しますが、下記のような施設では特に有効です。

1.難脱水性の下水汚泥
2.汚泥資源化など、安定した低含水率脱水ケーキを必要とする施設
3.汚泥処分費の低減を必要とする処理施設
<仕様>
 スクリーン径300㎜~1200㎜のタイプを製品化しています。

実績

愛媛県松山市、岡山県倉敷市、福岡県北九州市、香川県流域下水道、群馬県伊勢崎市などの下水処理施設で採用されています。(設置予定を含む)

構造と動作

濃縮機構部と脱水機構部は、ともに操作性に優れ、かつ臭気を処理しやすい密閉構造を持つスクリュー方式を採用していますが、構造的には分離・独立しており、それぞれに最適な制御が可能です。
形状としては上部に濃縮部、下部に脱水部が配置された縦型の配置が標準となります。汚泥は高分子凝集剤で調質され、濃縮部では回転するスクリーンの転がり作用を受けて効率的に濃縮されながら内部のスクリューにより終端へと搬送されます。
濃縮された汚泥はここで、脱水のための高分子凝集剤の添加が行なわれ、圧入装置により脱水部へと送られます。
脱水部のテーパー状のスクリューは、搬送作用だけではなく強い圧縮力(圧縮比)を発生し、更にスクリュー羽根の締付力(圧搾力)とケーキ出口での自由な排出を抑制するプレッサーとの相互作用により脱水が行われ、汚泥を低含水率のケーキとして排出します。
ISGVフロー

ISGVフロー

ISGKV(スクリーン径500mm)

ISGKV(スクリーン径500mm)

ハイブリッド型圧入式スクリュープレス脱水機/ISGKV(アイエスジーケイ ヴイ)に関するお問い合わせ

問合せ先
環境機械事業部 管理部
TEL : 03-6848-7821(直通)  FAX : 03-6848-7902

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