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(製品・技術紹介)

メンブレンパネル式散気装置/エアロセ-バ-

分類 水処理設備 > 反応タンク [この分類の技術一覧]
名称 メンブレンパネル式散気装置
商品 エアロセ-バ-
会社名 水 ingエンジニアリング 株式会社[会社概要][技術情報一覧
問合せ先 社会インフラ営業本部 下水道営業部
TEL : 03-6830-9072 (直通)  FAX : 03-5479-8592

概要

この散気装置の最も重要な散気膜は、各種廃水への耐性に優れた合成樹脂製シートに多数の特殊な気孔を設けたもので、これが底板に独特の固定枠によって固定されており、気密性が確保されています。
空気の供給がないときは、散気膜は底板上に密着した状態で、気孔部は閉じています。
空気が散気装置内へ送り込まれると、散気膜が固定枠の間で膨れ上がり上部に広がり気孔部が開きます。気孔部より非常に細かい気泡が作られ、これらがゆっくりと、そして振動運動をしながら上昇します。気泡の直径が小さい(約1 mm)ので大きな比表面積を確保でき、気泡の滞留時間が非常に長いため、水中への酸素移動効率が高く(全面曝気、4~6m水深でおよそ20%~40%)、ブロワーの消費動力あたりの酸素移動量が非常に高くなります(全面曝気、5m水深で約4.5 kg O²/kWh)。

特徴

①酸素移動効率が20~30%以上と高いため、曝気空気量が従来の散気装置と比較して
およそ30~50%まで低減されます。曝気動力も大幅な低減が可能です。
②空気量の制御可能範囲が大きく、運転条件の変化にも対応が容易です。
③膜が目詰まりしにくいため、間欠曝気運転や嫌気好気兼用運転などさまざまな運転方法へも適用可能です。
④メンブレンパネル型の散気装置としては単位面積あたりの散気量を大きくすることが可能で、そのため小さな設置面積で、同量の酸素供給が可能になります。
⑤T型パネルは槽形状の制約によらずに最適な配置が可能です。

注.上記酸素移動効率は全面曝気式の場合を示しています。
  準全面曝気式、深槽旋回流式では、酸素移動効率が全面曝気式よりもやや低下します。

適用

新規施設:本装置を採用することで、小容量の送風機を選定できます。
既存施設:既存の反応タンクを改造することなく適用が可能です。
いずれも、標準活性汚泥法、循環式硝化脱窒素法や嫌気-無酸素-好気法などに適用可能です。

実績

納入実績 : 160池 (H29年3月現在)

システムの特長

エアロセ-バ-は、他の散気装置と異なる優れた運転特性を有しています。
①微細な気泡により高い酸素移動効率を確保できます。
②膜にあけられた小さい気孔が運転中だけ開いているため、膜の目詰まりが生じにくく、また、膜表面にスライム状の物質が付着した場合でも、空気の送停止を繰り返すことで除去可能です。
万一、圧損が回復しなくなった場合にも、高圧水での洗浄により初期状態への回復が可能です。
③間欠運転が可能です。間欠曝気運転や嫌気好気兼用槽の嫌気運転などで長期間曝気を停止しても目詰まりは生じにくく、また何らかの原因で圧損が上昇しても前項と同様、簡単な操作で回復可能です。
④散気パネルの単位面積あたりの空気量の制御範囲が大きいことが特徴です。
⑤運転条件と酸素移動効率の関係は次のとおりです。
・ 散気水深が大きいほど、酸素移動効率は大きくなります。
・ 単位面積あたりの散気量が小さいほど、酸素移動効率は大きくなります。
・ 発泡面積比が大きいほど、酸素移動効率は大きくなります。
・ 槽底部の全面に均等に配置するほど、酸素移動効率は大きくなります。

設置高さと設置方法

散気装置の散気水深と設置方法の基準を次に示します。

◇標準的な槽(浅槽)への適用
・タンク床面から0~50cm程度の高さに設置する場合
→全面曝気
・タンク床面から50cm程度以上の高さに設置する場合
→準全面曝気(緩やかな旋回流)
・深槽への適用              →旋回流
図1.散気装置 概略図

図1.散気装置 概略図

図2.実装置 設置写真

図2.実装置 設置写真

メンブレンパネル式散気装置/エアロセ-バ-に関するお問い合わせ

問合せ先
社会インフラ営業本部 下水道営業部
TEL : 03-6830-9072 (直通)  FAX : 03-5479-8592

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