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(製品・技術紹介)

膜分離活性汚泥法/クボタ膜分離活性汚泥法

分類 水処理設備 > 膜処理 [この分類の技術一覧]
水処理設備 > 高度処理 [この分類の技術一覧]
水処理設備 > 再生水利用 [この分類の技術一覧]
名称 膜分離活性汚泥法
商品 クボタ膜分離活性汚泥法
会社名 株式会社 クボタ[会社概要][技術情報一覧
お問い合わせ先 水循環プラント営業部
TEL : 03-3245-3337  FAX : 03-3245-3358

概要

膜分離活性汚泥法(MBR:Membrane Bio Reactor)は、膜ろ過により固液分離を行う活性汚泥法であり、従来法と比べ、コンパクトなシステムでありながら高度な処理水が得られる処理方式です。
クボタ膜分離活性汚泥法は、従来と比較して大幅に電力を削減する省エネ型のMBRシステムです。

特徴

1.省エネルギー
 新型膜ユニット、サイフォンろ過、エアリフトポンプ等の採用により、MBRシステムの消費電力量を約55%削減※1
※1:当社従来品
2.容易な膜洗浄
 薬品洗浄は年数回、膜を反応タンクに浸漬したまま薬液を注入するだけでよく、完全自動化しています。
3.夾雑物に強い平膜
  シート状の平膜のため、し渣が絡み付きにくい構造で、下水処理での長期運転に適しています。

適用

従来高度処理法と比べ、省スペースな処理方式であるため、
・土木躯体の新設を伴う処理場の新設
・増設・土木躯体に余裕のない処理場の高度処理化
等に有効です。

実績

国内下水処理場23件(2023年7月現在 建設中を含む)
<中大規模下水処理場の実績>
・名古屋市守山水処理センター(計画汚水量5,000m3/日、平成22年1月竣工)
・堺市三宝下水処理場(計画汚水量60,000m3/日、平成23年3月~平成26年3月)
・堺市泉北下水処理場(計画汚水量20,000m3/日、平成28年3月竣工)
・中浜下水処理場(計画汚水量40,000m3/日、令和3年9月竣工)

新型膜ユニット SP Series

平膜をモジュール化し、集積度を向上しました。膜洗浄が容易、夾雑物に強いという平膜の利点を活かしながら、従来よりも膜洗浄のための空気量を約60%削減しました※2。
※2:当社従来品比
<膜ユニットSP600の仕様>
方式:浸漬型有機平膜
膜材質:塩素化ポリエチレン
孔径:平均0.2µm(公称0.4µm)
膜面積:600m2

省エネルギー型MBRシステム

新型膜ユニット、省エネルギーを実現する技術の採用により、従来のMBRシステムから消費電力量を0.29kWh/m3へ、約55%削減しました※3。
※3:循環式硝化脱窒型膜分離活性汚泥法、日最大水量5,000m3/日の場合の試算値
1.サイフォンろ過
 平膜は圧力損失が低いため、反応タンクとろ過水タンクの水位差を利用したサイフォンろ過が可能です。ポンプろ過と比較し、ろ過動力を約99%削減
2.エアリフトポンプ
 エアリフト効果により反応タンク汚泥を循環します。返送汚泥ポンプと比較し、循環動力を約99%削減
3.縦型低速撹拌機
 大型羽根による低速撹拌により、従来機械式撹拌機と比較し撹拌動力を約80%削減
膜ユニット(左:SP400、右:SP600)

膜ユニット(左:SP400、右:SP600)

消費電力量 試算値

消費電力量 試算値

省エネ型MBRシステム

省エネ型MBRシステム

膜分離活性汚泥法/クボタ膜分離活性汚泥法に関するお問い合わせ

問合せ先
水循環プラント営業部
TEL : 03-3245-3337  FAX : 03-3245-3358

膜分離活性汚泥法/クボタ膜分離活性汚泥法に関するお問い合わせ

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水循環プラント営業部
TEL : 03-3245-3337  FAX : 03-3245-3358

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