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(製品・技術紹介)

バイオガス精製装置/バイオ天然ガス化設備

分類 汚泥処理設備 > 消化 [この分類の技術一覧]
汚泥処理設備 > 資源有効利用 [この分類の技術一覧]
名称 バイオガス精製装置
商品 バイオ天然ガス化設備
会社名 株式会社 神鋼環境ソリューション[会社概要][技術情報一覧
問合せ先 第一営業本部 水処理第一営業部
TEL : 03-5739-6531(直通)  FAX : 03-5739-6963

概要

下水処理の過程で発生する消化ガスは、メタンと二酸化炭素を主成分とする可燃性ガスですが、熱量が都市ガスと比べて低く、また硫化水素やシロキサンなどの不純物を含むため、そのまま利用すると機器の損傷・劣化が生じる場合があります。
バイオ天然ガス化設備は、消化ガスのメタン純度を上げることで熱量を高めるとともに、不純物を除去することにより、天然ガス自動車燃料や都市ガス原料として利用できる高品質ガス(以下「バイオ天然ガス」)を安定的に精製できる設備です。
カーボンニュートラルな消化ガスが多様な形態で利用可能になり、消化ガスの有効利用率を高めることができるため、CO₂削減に寄与できる設備です。
神鋼環境ソリューションは下水処理場の地球温暖化防止に対する一つのアプローチとして「バイオ天然ガス化設備」を提供していきたいと考えております。

特徴

下水処理場で豊富な「水」を活用し消化ガスの純度/品質向上を図ることが可能な設備で
以下の特長を有しております。

①都市ガス相当の高品質ガスを安定精製
②高いメタン濃度(98%以上)
③下水処理場の処理水を活用するためランニングコストが安価
④シンプルな精製原理、シンプルな構造
⑤高機能脱硫装置としても利用可能
⑥シロキサンも高効率で除去可能

適用

CASE.1 余剰ガスの有効利用
多様な有効利用形態を選択できます。
   ・CNG車供給
   ・都市ガス原料
   ・コージェネレーション
CASE.2 高機能脱硫設備としての利用
脱硫設備として利用する事で硫化水素だけでなくシロキサン除去も可能です。
ガス圧力が0.9MPaと高いことから、ガス貯留設備にコンパクトな中圧ガスタンクが採用
できます。建設費/維持管理費(ランニングコスト)の両面で従来方式より経済的に有利な設
備です。(当然余剰ガスは有効利用が可能です)

実績

2004年度   FLOTECH社(ニュージーランド)より技術導入
神戸市殿との共同研究で実証実験開始(消化ガス処理能力150m³N/hr)
2005年度   共同研究に(独)土木研究所殿が加入
2006年度   神戸市殿より国内第1号機受注(消化ガス処理能力330m³N/hr×2基)

原理

精製方法は、下水処理場で豊富に利用可能な処理水を用いる高圧水吸収法です。原理は水への二酸化炭素とメタンガスの溶解度の差を利用したもので極めてシンプルです。
吸収塔下部から圧縮した消化ガスを供給し、上部から処理水を散水することにより対向流にて二酸化炭素や不純物(硫化水素、シロキサン等)を水に吸収・除去し、吸収塔頂部からメタン濃度98%に濃縮されたガスを得るシステムです。

バイオ天然ガスの利活用

本設備から取り出したガス性状は、メタン純度98%で発熱量は9,400kcalと通常の消化ガスの1.5倍以上の熱量で、また、硫化水素・シロキサンも除去されています。天然ガス車への適応についても、自動車検査機関にて性能試験を実施し、排出ガス・出力等実用に問題ないことを確認しました。

全国の消化ガス発生量は年間2億6千万m³でこのうち約2割弱が余剰ガスとして燃焼処分されています。これを精製し、天然ガス自動車に利用すると1万台の自動車原料(一日20km走行×250日/年)をまかなえます。これは全国の天然ガス自動車台数のおよそ半分に相当するガス量です。天然ガス自動車への利用以外にも都市ガス原料、コージェネレーションとしての利用も可能です。

またCO₂削減効果も全国下水処理場からの排出量のおよそ1割相当する5万6千t/年の削減が期待できる設備です。下水からエネルギーを摘出し循環型社会の形成に寄与できる設備/地球温暖化防止の一つの提案として提供していきたいと考えています。
図1.バイオ天然ガス化設備

図1.バイオ天然ガス化設備

図2.設備のフローチャート

図2.設備のフローチャート

バイオガス精製装置/バイオ天然ガス化設備に関するお問い合わせ

問合せ先
第一営業本部 水処理第一営業部
TEL : 03-5739-6531(直通)  FAX : 03-5739-6963

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